『60歳から30歳の体力になる』という表題を見た人は随分と誇張したものだな、と感じるのではないでしょうか。
当然だと思います。しかしながら事実なのです。私が若返りに成功した体験談をご紹介します。

2019年1月に行った2週間の断食でそれは起きました。
最近の私は1月には必ず断食を行う事に決めています。この時は気合が入っており当初は18日間を計画していました。
深淵(しんえん)な出来事は二度起きました。12日目と15~18日の間です。

断食前には幾とおりかの毒素の排出を予想して断食に入ります。
最も可能性の高い予想は、私の場合は酒の飲み過ぎからくる肝臓からの毒液の嘔吐です。既に4、5回は体験しています。
この肝臓からの胃液の嘔吐は断食開始から4、5日目くらいから嘔吐感が発生して、1週間前後で嘔吐するパターンが多
いのですがこの時の断食では違いました。

12日目の早朝5時に突然強い嘔吐感が襲ってきました。
その時、私はすでに起きていて、コタツの上でパソコンを開いていました。
嘔吐感に我慢できず、すぐに3~4メートル離れたトイレに向かいました。

トイレへ移動する間に信じられないことが起こりました。
強い嘔吐感が便意に変化したのです。そのまま、トイレに入ると排便は一瞬のうちに
終わりました。それは真っ黒な宿便でした。驚く事に水で流しても落ちません。

当初18日の断食を予定していましたが、14日でやめました。12日目の早朝に宿便という毒素が出たからです。
粘って14日目まで断食をおこないましたが、もう毒素は出ないだろうと予想を立てま
した。
私の断食体験では、今まで最も遅く毒素が出たのは4年くらい前の9日目で、12日目
の毒素排出は圧倒的に遅いためです。

また、14日目の夜に、台所に置いてあった橙(だいだい)を3キレ食べて、翌日には
橙(だいだい)の残りを半分食べてしまい、終了しようと思うに至ったのですが、
これで異変が起きました。
良い方の異変です。身体が若返ったのです。
動きと体の切れは30歳くらいで、臓器も30歳位くらいに若返りました。

自然治癒理論では、皮膚や肝臓など体に問題が起こり溜まった老廃物が、断食・発熱・コリ取りのいずれかの
方法によって融解して、体外に毒素として排出されます。

毒素の排出についてですが、1回の毒素の排出時に2つの別種の毒素は出ません。
これはどういうことかと言うと断食や発熱で毒素が溶解されて出る時に、毒素の
素材は1種類のみということです。

手っ取り早く言えば、肝臓から酒が素材の毒液の嘔吐をしているときに、酒以外の素材の毒素
が肛門から出たりはしないということです。さらに不思議なことは、同じ種類の毒素の場合は口からの嘔吐と
肛門からの下痢のように、同じ種類の毒素が1分くらいの時間差で出るという摩訶不思議な現象が起こること
もあります。

口からの嘔吐は、溶けた毒素が瞬時に胃壁を通過して胃に入り、そして嘔吐として排出されると言えます。
肛門からの下痢は、溶けた毒素が瞬時に腸管を通して腸に入った結果、下痢として排出されると言えます。
自然治癒理論では「溶けた老廃物は瞬時に腸管を通して腸に入る」と定理されており、インド医学の
アーユルヴェーダにも同じ教えがあります。

嘔吐感が突然便意に変化した現象ですが
私の考えはこうです。この嘔吐が便意に変化したという支離滅裂に見える現象は、人間社会でも似たような事
が稀に発生します。私には経験はありませんが、こういう実例はどうでしょうか?

ビルの3階にいて、2階で火事が発生した。
当初は、避難のため階段を駆け降りようとするはずです。
2階まで降りた時に階段下まで火か煙が来ていたら、もう走り降りる事は
無理です。こうなったら2階から飛び降りるしか方法はありません。

これと似たような事が私の体で起きたのでしょう。始めは身体は口からの毒素の嘔吐を目指
して、身体の中で
断食で融解した毒素が嘔吐のために胃壁に入ろうとした、ところが毒素の排出量が嘔吐では間に合わなかった
ため、腸管に毒素が移動して宿便となって排出された、と考えています。

※自然治癒理論は民間療法です。
※進行が進んだ薄毛や慢性化した薄毛にはどこまで効果があるかは未知数です。
※結果責任はご本人様で取っていただきますようお願い致します。当方は一切の責任を持てません。