ハゲが自然治癒で改善し、髪の毛が生えた理由は肝臓機能の回復にあると考えています。

2020年4月26日、朝起きると、髪の毛がバッサリ薄くなっていました。
禿げていました。
突然薄毛と白髪か発生していたわけですが、予兆はありました。
ここ2・3年前から薄毛はなかったが、やけに白髪が増えてきていたのです。

私は養毛剤は使わず、かつらや育毛も行いません。
そういう方針なので、ほとんど毎日自ら根気よく白髪を取り続けてきたと
いう経緯があるのですが、今となって考えてみれば毛髪が弱ってきていた=今回の突然の
薄毛の前段階であったわけです。

日頃から若返りの研究に取り組んでいる私は、今回の毛髪の衰えに対しても対策を行うことにしました。
まず原因をはっきりさせなければなりません。原因が分からないと治せないというか、結果が出ないためです。
まずは一番の根源をはっきりさせることにしました。

自然治癒理論は、老廃物や毒素を排出すると体が健康な状態に近づいていくという考え方に基づきます。
老廃物や毒素を排出する方法には「断食」「コリを取る」「発熱」の3つの柱があり、これらを実行することで
体にたまった老廃物や毒素が排出され、血液が浄化されて体が健康な状態になっていくという理論です。

私は常日頃、各種の病気を区別して考えないとしています。
虫歯も水虫も精神病も便秘も根源は血液の汚濁であると考えています。ならばそれらと薄毛を区別して考えることも
しなくてよいという思考に行きつきました。ハゲの原因ですが、私の場合は、飲酒を中心にした食べ物の不摂生が
血液の汚濁となっていたと考えます。

私は虫歯や皺を断食で自然治癒させた体験があります。
血液が浄化したから、虫歯が治り皺が消えたのです。断食ほど手っ取り早い血液浄化法はありません。
薄毛も「よし、これで行こう。」と考えました。特別に考える方が不自然です。

ということで、効果と即効性を考えて、翌日から断食に取り組むことにしました。

今回の断食では、「コリを取る」も使います。
自然治癒理論の健康対策3本柱である「断食」「コリを取る」「発熱」から、今回は「断食」と「コリを取る」を
薄毛対策の緊急手段として用いることにしました。

「コリを取る」も使う理由は、今回のハゲのように突然に感じる体の不調ではかならずといってよいほどコリが
できているためです。コリ=血液中の毒素なので、毒素がたまっているサインがコリとして体に現れているのだと
考えられます。

コリができる場所は背中が多いですが、腰や脇なども結構多いです。
なぜかは分かりませんが、前面の「腹部」にはコリは発生しません。

というわけで見てみると案の定、背中にコリが相当発生していました。
場所は東洋医学で言う肝臓筋、分かりやすく言えば肝臓の裏や横です。
このコリを健康温灸指圧器具（※1）で溶解していきました。

（※1）健康温灸指圧器具とは…伝統のお灸を電気の力を使ってツボなどに当てて温熱刺激を行う機器です。
火を使わず煙も出ない電子のお灸です。

都合の良いことに断食中と発熱中はコリは普段の2～10倍くらい溶解します。
なぜかというと「断食」「コリを取る」「発熱」はいずれも、体内毒素の排出が目的なので、協力しあうんでしょうね。
自然治癒理論を40年間以上体験し続けてきた経験から、私はそのように推測しています。

１日目

2020年4月27日より断食を開始する。1日目は特に変化なし。

２日目

朝7時に薄い痰がでる。寝ると幾分血液循環がよく、悪い箇所に血流が流れるのが早い。

断食を行った場合、最初に結果が出るのは、血液の浄化による、血液循環の改良である。
薄い痰が出始めたのは、断食のやり始めには結構あることである。

３日目

喉が渇く。水を飲む。肝臓部分に血液が流れるのが体感できる。

断食を行って喉が渇くのは普通3～5日め位からである。これは毒素の液状化のために喉が
渇いて水分を補給するためである。

４日目

肝臓からの毒素の移動が右腰～右脚と起きる。見てみると、右背中のコリが半分位減っている。
左の方はまだだ。毒素の移動はあまり起きていない。ハゲは少し軽減したようにも感じる。

毒素が下に移動して、溶解した肝臓の堆積毒素が移動して下に降りたのだと考えられる。

断食中断

4日目の晩に知り合いと飲食に行き翌日も普通に食事をする。
その翌日より再び断食を開始。

１日目

特に変化なし

２日目

血流の右半身の回復が速い。前回の4日間の断食が効いていると思われる。

３日目

血流の回復は感じるが、毛髪は変化なし。

毛髪は体の外側にあるため、完全に血液が浄化・改善された場合でないと、良い結果は出ない
ようだ。

４日目

右半身の血流の回復が進み、コリが幾分軽減した。腹は減らない。
腹が減らないのは血流が回復しているのが原因だ。

4日目にして腹が減らないのは、器具によるコリの融解が順調にいき、肝臓の脂肪『滞積毒素』
が溶解して肝機能が回復しているからである。俗に言う“代謝が良い”状態の事です。

５日目

特に変化なし

６日目

初めて腹が減る。午前中から薄い痰がでる。
鏡を見て、少し髪のボリュームが増した気がする。少しだが、白髪が薄毛のところに増えて、
成長して元気になっているように思うが、気のせいかなとも思う。

日が進み血液の浄化が進んだ分だけ髪にも浄化された血液が流れるのであろう。
あと数日経過すれば、本当に変化しているかどうかが分かるだろう。

７日目

特に変化なし。肝臓のコリがひどく、肝臓の不調が、毛髪や体の衰えに出ていると予想できる。

今回の断食に入る前の下調べでは肝臓の衰えを薄毛の原因とする人もいたようだ。

８日目

特に変化なし。肝臓筋のコリが取れない。肝臓がやられている。夜に喉の渇きが増す。

９日目

毛髪の変化はないが、昼前後から痰が少し出始める。喉も渇く。
左目の血液の流れが良くなったようだ。背中のコリも柔らかくなってきたように感じる。
毒素の排出が活発になってきたのかもしれない。

１０日目

特に変化なし。薄い痰は出る。

１１日目

朝、起きると毛髪が増えた気がする。むりやり手でかき上げると、薄いが昨日よりまし
な気がする。普通にしていると、ハゲは気にならない。
毛に力が出てきた感じで、毛髪は元気が出てきている。効果が出てきたようだ。
痩せてきて腹が減る。太りすぎていたようだ。

１２日目

髪に元気が出ているが、時間帯により、駄目な時もある。

１３日目

朝起きると毛髪は正常だ。手でかきあげても、あまり変わらない。白髪も幾分減っている
ようだ。肝臓筋のコリが多く、このコリの軽減に時間がかかりそうだ。肝臓が犯人のようだ。

１４日目

朝起きると、この時が最も髪の状態がわかるようだ。殆んど薄毛は分からない。しいて
みると、頭長から縦に4センチ位、五分の一くらい薄くなっているのが分かる。
夜見てみると、少し元に戻っている。時間の経過により、幾分様子が変わるようだ。
時間帯により血流に変化があるのか知りたい。

断食はハゲに効果があると確信した。

１５日目

特に変化なし。まだ完璧ではない。時間帯により薄くなるという不思議な現象が起きる。

１６日目

特に変化なし。

１７日目

今までで最高。朝起きた時から夜まで薄毛の状態なし。肝臓のコリも半分ほどになっている。

１８日目

良好な状態。時間により毛髪が薄くなるときもある。

１９日目

左目の血流の悪さが改善されているのが分かる。ものもらいが無くなる。

２０日目

朝起きると毛髪は完璧な状態。白髪も減少して、髪の量が増えたようだ。
肝臓のコリは三分の一くらいある。

私の予想では肝臓の脂肪「滞積毒素」が髪の毛にかなり影響しているようだ。

最終日

毛髪の調子は好調。ハゲの後なし。

「断食」、「コリ取り」は薄毛・ハゲに効果があった。

断食により毒素が排出され、内臓が正常に近づいたことで体の健康度が増した。
大量に発生していたコリも、断食とコリ取りによって融解されさらに毒素の排出が進み
コリのたまっていた肝臓の機能も回復。
毛髪(タンパク質)を作っている肝臓でのタンパク合成が活発になったことで発毛に
つながったと考えています。

・蛋白の合成、栄養の貯蔵
・有害物質の解毒・分解
・胆汁の合成、分泌

2020年4月27日より開始した「断食」と「コリ取り」によるハゲ改善記は、合計25日間をもって一旦終了しました。
結果が出るまでに時間を要すること、コリとの因果関係など、ハゲとの戦いは厳しいが克服は可能と言えます。

今回は、一晩で薄毛になるという驚くべき事態が発生したわけですが、翌日からの「断食」と「コリ取り」の併用に
より挽回できました。